●=東京駅

葛飾区Katsushika

低地浸水想定が広い工業地が多い=48市区で最も極端な上位/下位2割の項目(強い順に最大3つ)。

東京駅から見て北東側にあります。

隣接(対象48市区内): 足立区・江戸川区・松戸市・墨田区

⚠️ ベータ版です。数字は地図と同じ公開データから機械的に集計していますが、ページの構成と解説文は見直しを進めている最中で、ほとんどの区はまだデータのみです。ここで読み取ったことは、判断に使う前に地図や出典でお確かめください。

相場(築20年・70㎡換算)
271万/坪
ほぼ平均的
町で113万/坪〜374万/坪
東京まで
37分
都心は遠い方
区内 20〜58分(圏外2点除く)
浸水想定区域内
91%
48市区で広い方
人が住む土地のうち、洪水・高潮の想定に入る割合・うち3m以上が69%

東京都 ・ 相場を出せた27町の集計 ・ 水害・地盤・地形は区内の250mメッシュ534区画(人が住んでいる町丁目にかかるもの)の面積割合、都心アクセス・将来人口は63か所の代表地点(国が毎年見直す地価公示の標準地)、治安は町丁目の面で測った値

どんな街か

まず、住んでいる人から。人口は約45万人で48市区では13番目。48市区と比べて目立つのは、共同住宅の少なさ(62.1%・中央72.4%)です。表には町丁目ごとの幅も添えています。

住む人(国勢調査2020)

この区48市区の中央町丁目では
単身世帯43.6%47.7%30〜53%
夫婦と子24.4%24.1%18〜33%
持ち家50.2%46.9%38〜68%
共同住宅62.1%72.4%39〜85%
外国人住民4.2%3.1%2〜6%

単身世帯・夫婦と子・持ち家・共同住宅は世帯に対する割合、外国人住民は人口に対する割合。153/155町丁目で算出(人口100人未満の町丁目は率を出していません=地図と同じ線)。幅は町丁目(「豊洲三丁目」のような丁目の単位)ごとの真ん中の8割です(極端な1町丁目に引っ張られないため)。

次に、何が建つ街か。店舗・事務所・工場が隣に建つのを抑える「住居専用地域」は、この区では面積の33%(48市区の中央は39%)。住宅は商業地域にも工業系の地域にも建てられるので、これは住宅の多さではなく「隣に何が建ちうるか」の割合です。工業系が33%あり、工場や倉庫が住宅の隣に建ちうる区域を含みます。静かさは通りごとに大きく違います。

少ない 0%中央 39%多い 80%

面積の内訳: 住居専用33%・住居系26%・商業系9%・工業系33%(用途地域が指定されている面積に占める割合・四捨五入)。 薄い線=他の市区(軸の両端はp5〜p95・外側に2市区)。

相場

買うなら、築20年・70㎡に換算して5,731万円=ほぼ平均的です(実際に売れたのは中央で50m²・築25年)。同じ換算でも、町では2,389万円〜7,911万円まで開くので、一つの数字では決められません(町別は次の節にあります)。

売りに出るのは2LDK+が54%・単身向けが37%(住人ではなく取引の構成。2LDK+の48市区中央は62%)。売れた物件は中央で築25年(48市区の中央は築23年)です。

借りるなら、目安は1R/1Kで月8.6万円・1LDKで13.8万円・2LDKで18.6万円(2LDKはほぼ平均的)。町の売買相場から募集家賃を推定したモデル値です。

価格と見出しの坪単価は70㎡・築20年・直近の四半期に換算した中央値、広さは実際に売れた物件の中央です(別の物差しなので、価格÷広さは坪単価になりません)。

物件の価格葛飾区 中央 2,800万円 / 48市区 中央 3,600万円
〜2000万
4000万〜5000万
8000万〜1億
1.5億〜
専有面積葛飾区 中央 50m² / 48市区 中央 50m²
0〜25
55〜70
100〜
坪単価葛飾区 中央 219万円/坪 / 48市区 中央 331万円/坪
0〜100
200〜250
400〜500
700〜
葛飾区1,005件48市区すべて46,009件
棒の高さは件数ではなく割合です(母数が大きく違うため)。この図だけは全間取りの取引で作っています (このページの他の相場は築20年・70㎡に換算した中央値)。間取りを揃えると「どんな広さの住戸が売りに出ているか」という この区の性格そのものが消えてしまうためです。各段のいちばん右の刻みは上が開いています。

区の中でも違う

相場を出せた27町のうち、いちばん高い新小岩は374万/坪で、いちばん安い東水元(113万/坪)の約3.3倍。この区をひとつの数字で見るとこの差が消えます。

お花茶屋:坪263万・16件亀有:坪335万・79件南水元:坪230万・13件四つ木:坪229万・34件堀切:坪300万・72件奥戸:坪262万・33件宝町:坪245万・22件小菅:坪366万・33件新宿:坪282万・45件新小岩:坪374万・34件東四つ木:坪234万・26件東堀切:坪304万・9件東新小岩:坪289万・68件東水元:坪113万・4件東立石:坪271万・39件東金町:坪309万・38件柴又:坪257万・36件水元:坪183万・11件水元公園:集計なし(取引4件未満)白鳥:坪258万・67件立石:坪281万・69件細田:坪244万・6件西亀有:坪300万・11件西新小岩:坪336万・24件西水元:集計なし(取引4件未満)金町:坪282万・68件金町浄水場:集計なし(取引4件未満)鎌倉:坪276万・18件青戸:坪270万・93件高砂:坪254万・36件青砥四ツ木京成立石京成高砂京成金町柴又堀切菖蒲園お花茶屋綾瀬亀有金町新小岩新柴又新小岩金町綾瀬亀有お花茶屋京成立石青砥堀切菖蒲園
相場(換算)
坪120万〜850万
町の集計が無い範囲
色=町の中古マンション相場(直近の四半期・築20年・70㎡に換算した中央坪単価)で、地図アプリと同じ物差し・同じ色です。バーの黒い印は この区の最も安い町・中央・最も高い町。境界の外の路線は「どこへ繋がるか」を示すために淡く描いています。区に入る駅はすべて点で示し、名前を出しているのは取引の多い8駅です。 斜線の範囲は町の集計が無い場所(港湾・河川敷・工業用地や、取引が4件に満たない町)で、 「安い」という意味ではありません。

取引の多い駅: 新小岩・金町・綾瀬・亀有・お花茶屋・京成立石・青砥・堀切菖蒲園

全27町を順位で見る(開くと上の抜粋と入れ替わります)
町相場件数
新小岩374万/坪34
小菅366万/坪33
西新小岩336万/坪24
亀有335万/坪79
東金町309万/坪38
東堀切304万/坪9
西亀有300万/坪11
堀切300万/坪72
東新小岩289万/坪68
金町282万/坪68
新宿282万/坪45
立石281万/坪69
鎌倉276万/坪18
東立石271万/坪39
青戸270万/坪93
お花茶屋263万/坪16
奥戸262万/坪33
白鳥258万/坪67
柴又257万/坪36
高砂254万/坪36
宝町245万/坪22
細田244万/坪6
東四つ木234万/坪26
南水元230万/坪13
四つ木229万/坪34
水元183万/坪11
東水元113万/坪4
町相場件数
新小岩374万/坪34
小菅366万/坪33
西新小岩336万/坪24
亀有335万/坪79
東金町309万/坪38
⋯ ほか17町
東四つ木234万/坪26
南水元230万/坪13
四つ木229万/坪34
水元183万/坪11
東水元113万/坪4

「件数」はその町の中古マンション取引の総数(全間取り)です。相場の列は直近の四半期・築20年・70㎡に換算した相場です。全間取りでも取引が4件に満たない1町は中央値を出さないため、この表には現れません(取引があったのは28町)。件数が少ない町は相場の精度が低くなります。画面が狭いときは築年の列を畳んでいます。

水害と地盤

この区で人が住んでいる土地のうち、91%が洪水の想定区域内にあります。

高潮は別の想定です。同じ土地の85%が高潮の想定区域内にあります。洪水と高潮は別の災害・別の地図なので、気になる場所では両方を確かめてください。

洪水と高潮を合わせた想定の深さは、3m以上が69%(2階まで浸かりうる深さ)、0.5〜3mが21%(1階が浸かる深さ)、0.5m未満が1%です(いずれも人が住んでいる土地に対する割合)。

青砥四ツ木京成立石京成高砂京成金町柴又堀切菖蒲園お花茶屋綾瀬亀有金町新小岩新柴又新小岩金町綾瀬亀有お花茶屋京成立石青砥堀切菖蒲園
想定の深さ3m以上69%0.5〜3m21%0.5m未満1%想定区域外9%
1マスは250m四方。描いているのは人が住んでいる土地のマスだけで、この節の割合を測ったのと同じ534マスです(色と数字が同じものを指します)。色が付いていないマスは 「想定区域の外」であって「水が来ない」ではありません。

この想定は河川の氾濫と高潮のものです。大雨で下水や排水が追いつかずに水があふれる内水氾濫は含まれません。想定区域の外でも、周りより低い土地や地下は水が集まることがあります。

標高の中央は0.6mで、6.0%は急な坂(傾斜5%以上)です(48市区の中では平坦な方)。 土地の31%が海面より低い場所です。堤防とポンプで守られていますが、自然には水が引かないため、一度入ると長く残ります。

地盤は、同じ土地の96%が5段階のうち液状化しやすい上位2区分に入ります(48市区の中では液状化しやすい方)。次の区分「やや液状化しやすい」は4.5%です。液状化は、建物が倒れるかどうかより、道路や埋設管(水道・ガス・下水)への影響が出やすく、復旧までの時間に効きます。

これは想定最大規模=「どのくらい深くなりうるか」です。実際の住所は必ず自治体のハザードマップで確認してください。

治安

この区の住宅まわりの犯罪は、1km²あたり年30件。48市区では少ない方から37番目です。区内の町では5〜80件(真ん中の8割)と、市区どうしの差より区の中の差の方が大きく開きます。

少ない 6中央 22多い 48

数えているのは自転車盗・車上ねらい・ひったくりの3種(48市区で共通に取れる街頭犯罪)の認知件数=1km²あたり・年間。都内は警視庁2025年・都外は各県警2024年。値は区内155町の中央値で、中央にあたるのは堀切七丁目(1km²あたり年30件)。 薄い線=他の市区(軸の両端はp5〜p95・外側に4市区)。

この数字の9割以上は自転車盗です(都内94%・近県93%)。残りは車上ねらいで、ひったくりは都内全体でも年420件です。つまり凶悪犯罪の多さではなく、「自転車が盗まれやすいか」に近い数字です。

駅前や人通りの多い場所ほど高く出ます(停められている自転車自体が多いため)。同じ区でも町によって差が大きいので、町ごとの値は地図で見られます。

交通

最寄の都心ハブは東京で、ドアドア概算の中央値は37分(区内で20〜58分と場所により差があります)。最寄駅までは中央値で566m(直線距離)。63か所の代表地点のうち2か所は1.5km以内に駅が無く、この中央値と幅には入っていません。下の表は駅ごとの相場=取引の多い順に8駅です(データのある12駅から。残りは表の下で開けます)。

駅取引駅の相場
新小岩212290万/坪
金町191262万/坪
綾瀬159315万/坪
亀有148295万/坪
お花茶屋139258万/坪
京成立石103295万/坪
青砥98261万/坪
堀切菖蒲園62278万/坪
取引データのある全12駅を見る
四ツ木53234万/坪
京成高砂46244万/坪
柴又22252万/坪
新柴又22255万/坪

取引の多い8駅(取引データのある12駅のうち・この区と境界の駅は全13)。駅ごとの値はその駅の周辺の中古マンション取引の集計で、区の外の取引も入ります(上の町別表や見出しの相場と行政区の範囲が違うので、駅の値がこの区の中央値を全部下回ることもあります)。1つの取引が複数の駅に数えられることもあります。「取引」は全間取りの総数で、相場はその全部を直近の四半期・築20年・70㎡に換算した中央値です。同じ名前の町が上の表にある場合も、集計の単位が違います(駅の周辺/町の区画)。画面が狭いときは路線の列を畳んでいます。

スーパー・コンビニ・医療・小学校・保育・公園までの距離は、48市区のいずれでも中央値で徒歩1〜8分ほど(直線距離を80m/分で換算)に収まります。区の粒度ではほとんど差がつかない一方、同じ区の中では大きく違うので、気になる場所ごとに確かめるのが確実です。

将来性

まず相場の推移。この10年は町の中央で年率+5.8%=48市区で高い方でした(算出できた24町の中央値)。過去の上昇は将来の値上がりを保証しません。

再開発の指定(行政が再開発を促す都市計画上の指定)は全8件で、新宿六丁目地区/新小岩駅南口地区/東金町一丁目西/亀有駅南口などにあります。

先の人口は、2050年の推計が場所ごとの中央で-0.1%(2020年比)=48市区の中では減る方の区です。区内の代表地点ごとに250mメッシュの推計を読んだ中央値で、区全体の総人口の予測ではありません。

出典

数値は公開データを当アプリが集計したものです: 国土数値情報・不動産情報ライブラリ・都市計画決定GISデータ(国土交通省)、重ねるハザードマップ・標高タイル(国土地理院)、国勢調査小地域(総務省)、認知件数(警視庁・各県警)、都市計画決定情報GIS(東京都)、店舗・公園などの施設は © OpenStreetMap contributors(ODbL)。これらを加工して作成しており、各機関が公表したものではありません。参考情報であり、最終判断は現地確認と原典で。

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